プレウォールってなんだろう?

 
プレウォールの品質
プレウォールシステムとは?
 
プレウォールは、柱や梁など構造材と、壁・床・間仕切りパネルを「壁面ユニット」として一体化したもの。
パネル工法の合理性と、在来軸組工法の自由性を両立した、まったく新しい住宅工法です。
住性能を飛躍的に向上
 
グラスウールの約2倍の断熱性能を持つフェノールフォームを間仕切りパネルに採用。
断熱性能や気密性能、耐震性能、耐久・防火・防音性能などを飛躍的に向上させ、ワンランク上の高性能住宅を約束します。
施工期間を大幅に短縮
 
プレウォールは専用ラインで一体生産。壁面ユニットとして現場に持ち込むプレカット&パネルシステム。
工期も短く、現場での部材のロスも出にくいのが特長。コストダウンにも貢献しています。
公的機関が認めた品質
 

平成11年、建設省の「建築物性能認定事業登録規定」審査により、(財)日本住宅・木材技術センターの「木造住宅合理化システム」の認定を取得。高い品質とシステム化への取り組みが評価されました。
次世代省エネルギー基準の認定
 
省エネ性についても、(財)住宅・建設省次期エネルギー機構の「次世代省エネルギー評定」を取得しました。
「次世代省エネルギー評定」とは、住宅での暖冷房消費の20%削減を目標とした基準です。
耐震性
抜群の耐震性能
 
プレウォールの住まいは、建物を柱と梁、壁パネルと一体床で支えます。柱・梁・筋かいなどで支える在来軸組工法や、枠材と面材で支えるツーバイフォー工法と比べ、圧倒的な強さを誇ります。
組立接合方法は、高精度の仕口組立をした後、補強として釘や耐震金物を多用しています。接着剤と釘、金物だけに頼るツーバイフォー工法や木質プレハブ工法に比べ、頑丈さが違います。
 
(1) 在来軸組工法
間取りの構成は比較的自由に行えますが、外からの力に対して、柱や筋かい、梁だけで支える構造なので、部材が細い場合やバランスが悪い場合は、一ヵ所に大きな力が働き大きく変形する傾向があります。 
(2) ツーバイフォー工法
外からの力に対して、壁や床面で支えるため、単位面積当たりの荷重が小さく、変形する量も大きくありません。しかし、面で支える構造のため、開口部や間取りなどの設計が制限されることがあります。 
(3) プレウォール工法
柱・梁・壁でバランスよく外部からの力を支えます。間取りの構成、開口部の制限も最小限で済み、高い設計自由度を実現します。
在来工法の1.5倍の強度
 
プレウォールの強さは、公的機関などの実験でも証明されています。
富山林業技術センターの協力のもとに行った実験では、在来軸組工法の筋かいに比べて倍以上の強度があることが実証されました。
2階床面が強さの秘訣
 

「太い梁と柱を使っているからウチは大丈夫・・・」と、骨組みの強さだけを過信していませんか?2階床面の強さが、耐震性能と大きな係わりがある・・・阪神大震災の経験からも、2階床の剛性が非常に重要だということが分かりました。
プレウォール・システムでは2階床面に厚さ28mmの構造用合板の使用を推奨。梁・柱・壁のチカラを100%引き出す剛床構造を提唱しています。
※建設省の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によると、一般的な「ころばし根太」の強さを「1」とした場合、当工法の構造は「3」の強さがあると定められています。
2階床面の比較
 

一般の木造住宅

 

プレウォールを使った木造

ころばし根太構造
  剛床構造
梁の上に細い根太を渡し
その上に床面を取りつける。
根太の間隔ごとに針打ちする
点による接合。
 
住宅頑強な腰梁に直接
分厚い構造用合板をしっかり固定。
梁があるところ、すべてに釘打ちする
線による接合。
 
梁や床面に受けたチカラは
この細い根太や薄い合板の接合部に集中。
  床面全体が一つのモノとしてチカラを発揮。
 
床面から先に変形し、建物全体の
バランスがくずれ、倒壊する可能性がある。
 
梁・柱・壁のチカラを100%引きだし、強度をアップ。
耐震性能が向上する。
断熱性・気密性
断熱材がすっぽり包む、気密性の高い構造
 
軸組工法にウレタン断熱材パネルを組み合わせた工法は、もともと寒さの厳しい北欧で誕生した工法です。
住まい全体を断熱材フェノールフォームを充填したパネルで包み込み、高い断熱性能・気密性能を実現しました。
一度暖めた空気を外に逃がさないという点で、寒さに強いのはもちろんですが、夏の冷房効果も抜群。1年中快適な室温・湿度で暮らすことができ、電気代も節約できる省エネルギー住宅となります。
 
グラスウールの欠点をカバー
 
グラスウールは、 
1. 現場での施工にバラツキが起こりやすく、本来の断熱効果が発揮されないことがある
2. 湿気を吸い込みやすく年を経るごとに断熱性能が失われる
3. 湿気を吸って重くなり壁の中でずり落ちたりする
 …などの点が大きな欠点となっていました。
水を吸い込まず湿気に強いフェノールフォームは、結露の心配一切なし。何年経っても変わらぬ断熱性能を誇ります。
床からも熱を逃さない一体化設計
 
プレウォールの住まいでは1階床面も、断熱材と床下地材を一体化したパネルを床面全体に敷き詰める施工を行っています。
従来の根太内に現場で断熱材を入れる工法に比べ、施工のバラツキや構造上避けることが難しかった隙間の発生がありません。
耐久性
床下を確実に換気する「基礎パキン工法」
 
 プレウォール・システムでは、住まいの全周囲にまんべんなく通気スリットを設ける「基礎パッキン工法」を採用。空気の滞留が起きないよう床下全体を確実に換気、乾燥した状態に保ちます。
しかも床下と建物内部を完全に遮断するので、湿気が壁の中に入り込む心配がありません。
 

プロダクトシステム
部材調達システム
 
プレウォールの材料は、国内だけでなく広く北米や北欧など良質の木材を産出する国から直接に仕入れています。現地で加工した製品を大量に買い付けるため、ローコストでお客さまにお届けすることが可能です。
CADシステム
 
プレウォールのCAD(Computer Aided Design)システムは、軸組みCADとパネルCADを同時に運用できる最新のシステム。このCADを利用して、構造伏せ図やパネル配置図、部材加工図などを製作。さまざまな視点から検討を加えた後、プレカットシステムやパネル生産システムへ、CAM(Computer Aided Manufacturing)データとして送り込みます。CAD/CAMを利用した一貫生産体制が、プレウォールの品質の高さ、素晴らしい精度を実現しています。
プレカットシステム
 


プレウォールの生産では、フレキシブルな加工ラインとデジタル制御の最新鋭ロボットを駆使し、一棟一棟異なる家の部材を効率的に加工できる生産ラインを構築しています。木造ならではの魅力である“自由な設計の家”を、リーズナブルな価格で提供していくことができるのです。
パネル生産システム
 
パネルは、それぞれの住まいに必要な数だけ専用ラインで生産します。工場生産は、(1) 従来の手加工では熟練を要した高精度な加工をスピーディーに行えること。(2) 現場作業では難しい品質管理を徹底的に実施できる・・・などのメリットがあります。
断熱材は柱・梁・壁が一体となった壁面ユニットの中に組み込まれているので、バラツキや施工後のズリ落ちもありません。計画された性能をそのまま住まいに活かすことができます。 
壁面ユニット組み立てシステム
 


プレウォールは、パネル化による住宅建築をさらに一歩進め、柱や梁も一体化し壁面ユニットとして工場で組み立てるシステムです。壁面ユニットを採用することで、現場でのパネルの取り付け、釘打ち工程などを省くことができるようになり、品質管理、工程管理、安全管理なども円滑に行われます。
工期も短く、コストダウンも実現
 


プレウォールの施工では、壁面ユニットの組み立てと同時に上棟作業や木工事の下地工程が、ほとんど完了します。これにより現場作業が少なくなり、工期の大幅な短縮を実現。施工期間中、お客様に仮住まいしていただく期間も約3/4になりました。ほとんどを工場生産するので、現場での材料ロスや残材処理を減らし、コストダウンにも貢献しています。
施工行程
プレウォールシステムの施工行程
 
1階床組(土台)/プレカットされた土台や大引を基礎にアンカーボルトで固定
 
 
1階壁面施工/壁ユニットで1階壁面を施工すると同時に、2階床面の桁や梁を組む。
 
 
2階床面施工/2階床面には厚床合板を使用。耐震性能がここでもアップします。
 
2階壁面施工/窓枠などが既にセットされたユニットをクレーンを使って施工します。
 
 
2階壁面施工/2階床面の施工後、屋根の工事などを行うので作業性がよく工期も短縮。
 
 
内外装の施工/上棟完了時点までの工期は、在来工法に比べ、1~2週間短縮しています。